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事業案内


1. 希少なほうじ茶専用工場

ほうじ茶専門工場は希少

ほうじ茶専門工場は希少

緑茶の生産は日本一の静岡県ですが、ほうじ茶専門店と言えば全体の1%もないでしょう。
古くから緑茶に比べほうじ茶の生産は取り扱いも少なく安価で利益の上がらない仕事でした。高価な緑茶が飛ぶように売れていた時代にあえてほうじ茶を専門とする会社はあまりありませんでした。
また高温での焙煎はリスクが高く緑茶とは異なるノウハウと設備、さらには管理が必要で、なかなか新規参入がないことも一因です。

2. 昔ながらの砂焙煎ほうじ

当社の最大の特徴は砂焙煎ほうじ機で焙じていること

昔ながらの砂焙煎ほうじ

砂焙煎とは、熱した砂を茶葉に絡ませ包み込むように加熱します。砂は焙煎機の中を循環し、ほうじ茶だけがほうじ機から排出されます。
前処理の緑茶乾燥機による乾燥と、砂焙煎ほうじ機による焙じとのバランスで、様々なほうじ茶を作り分けることができます。

3. 地域性がなくなるほうじ茶

ほうじ茶の消費地が拡大

ほうじ茶に地域性がなくなる

以前は、ほうじ茶の消費に地域性がありました。北海道・日本海側・関西の一部(京都の京番茶)といったところが主な消費地でした。特に静岡の方(かた)は、ほうじ茶と言えば旅先の旅館で出される茶色いまずいお茶というイメージが強いと思います。
昨今、ペットボトルでほうじ茶が販売されたり、販売店が新規顧客の取り込みのために新商品として以前は取り扱わなかったほうじ茶を販売したりと、今では地域性がなくなってきました。

4. ほうじ茶のニーズの高まり

緑茶の消費は減少!ほうじ茶の生産量は増加!?ニーズ高まる!?

緑茶の国内消費量は毎年減少しています。(グラフ1 緑茶国内消費量の推移 全国茶生産団体連合会・国内茶主産府県農協連連絡協議会HPより)
ほうじ茶は緑茶の小分類になるため、厳密な統計はとれていませんが、当社の過去10年の生産量を見てもほうじ茶の消費量は決して減少しているわけではないと推測できます。(グラフ2 当社ほうじ茶生産量の推移より)

グラフ1 緑茶国内消費量の推移

グラフ1 緑茶国内消費量の推移

グラフ2 当社ほうじ茶生産量の推移

グラフ2 当社ほうじ茶生産量の推移


5. 農作物からの脱却、衛生的な食品工場へ

食品工場への転換

食品工場への転換

乾物のうえに更に煎じて飲む緑茶はなかなか農作物の域を脱せず、業界全体の意識が変わったのもつい最近のことです。
なかでも、ほうじ茶生産工場は取り扱い商品が安価なため、工場・設備への投資が難しく衛生的といえる工場は県内では大手2社だけでした。
当社の平成23年の工場移転の最大の目的は、食品工場への転換でした。